医療経営人材育成プログラム

プログラムの特徴

プログラムの特徴画像
  • オンライン・プログラム&ワークショップ
  • 全国どこにいても、働きながら医療経営を学び、真の力を養う
  • ワークショップや遠隔教育・相互刺激システムを活用
  • 豊富なケーススタディを軸に問題解決力を養成
    →事例検討を重視(選択肢の蓄積、創造の幅の拡張、実践力の養成)
  • 自力で創る:財務分析、診療圏分析、戦略的経営計画など計画策定、
    資金計画、組織変革計画、システム構築等

募集要項・申込書

○受講申込方法
受講申込書をダウンロードし、メール(office(at)iryo-keiei.or.jp(atは@に置き換えてください))までお申し込み下さい。
受講申込書(受講申込書.docx
書類審査により選考し、結果はメールで通知します。

対象

  • 医療経営に関わる人材(候補者含む)、但し、医療機関に勤務していること。
  • 医師を中心とした医療職や、経営管理・企画を担う人材。
  • 上記の2件を満たし、当プログラムの趣旨に賛同し、自ら積極的に参加する人材。

内容

本プログラム*1は産官学連携体制により開発され*2、各病院団体・医療関係者の支援のもと強化されました。全国各地から多数の医療経営者が集まり、好評を得ています。

*1 本プログラムの発足に向けての設立記念フォーラムでは、厚生労働省、文部科学省、総務省、経済産業省、全国自治体病院協議会、 国民健康保険診療施設協議会、日本医師会の後援により産官学連携のもと行われ、全国各地(北海道~沖縄)より約450名が参加した。
*2 経済産業省平成17、18、19年度サービス産業人材育成事業ならびに平成21年度産業技術人材育成支援事業の成果も含め、 産官学連携のもとプログラム・教材開発が行われ、その後数年におよび強化されたものである。

オンライン・プログラム&ワークショップ
オンライン・ワークショップと遠隔ケース・スタディを実施します。 通年で20セッションのカリキュラムを提供する一年間のプログラムです。

患者・顧客ステイクスホルダー

ケース教材テーマの例とキーワード

  • 人事制度改革と働くモチベーション F病院
  • 地域医療経営戦略とその発展 K病院
  • 病院財務分析と経営改善方略 M病院
  • 病院の統合再編計画 R病院 など

(実際には実名入りのケース20例余りを使います)

組織改革と財務向上 D病院 人事制度、人事評価、目標管理、人材育成、リーダーシップ、モチベーション、組織行動、組織の設計、財務会計、管理会計、財務分析、資金調達、資金計画、ケアプロセス、技術のマネジメント、連携のマネジメント、情報システム、診療報酬、 DPC、医療関連法規、医療制度・政策とその動向、プロジェクトマネジメント、ファシリティマネジメント、物流・購買、サプライチェーン、病院建築・設計、病院の統廃合、医療介護連携、戦略計画、診療圏分析、マーケティング、戦略経営

詳細

本プログラムは、前期、後期の2部構成で、1年間で修了となります。前期では、人・組織を中心とした領域を、後期では、会計・財務を中心とした領域を提供し、経営戦略、プロセス・システム、制度・政策といった領域を多面的かつ統合的に取り入れます。実事例の検討を行い、討議を重視して進めていきます。事例検討を通じて、応用、展開のための理論やフレームワークを学びます。

○受講者定員
30名程度(書類審査の後、選考結果を通知します。)

○受講料
248,000円(消費税込)
※オンライン受講に必要なPC、通信環境等は各自でご準備をお願いいたします。
賛助会員の場合は、228,000円(消費税込)(施設会員の場合は、施設所属の職員3名まで)。
賛助会員については、こちらをご覧下さい。

○受講申込方法募集要項.PDF
受講申込書をダウンロードし、メール(office(at)iryo-keiei.or.jp(atは@に置き換えてください))までお申し込み下さい。
受講申込書(受講申込書.docx
書類審査により選考し、結果はメールで通知します。

○修了証授与
通年で受講し、一定の基準を満たし修了された方に、修了証を授与します。

○実践力の自己評価スコアの推移
当プログラムでは、受講開始時・中間・終了時に実践力の自己評価を行います。
集中ワークショップや遠隔教育を通じて、一年の間に下図のとおり向上がみられます。

実践力の自己評価スコアの推移

受講者の声

※肩書きは受講時のものとなります

聖隷浜松病院 経営企画室 室長 臼井 健太氏

聖隷浜松病院 経営企画室 室長 臼井 健太氏

医療機関の経営力が注目されていますが、経営陣を支える病院事務職として、経営判断を擬似的に体験することができれば、 きっと良い勉強になると思っていました。日本医療経営機構のプログラムではさまざまな実例を取り上げて、成功事例の要素は何なのか? うまく行っていない理由は何なのか?どうすればよいのか?を体験的に学ぶことができました。事前レポートによる自身の考えの整理、 受講生同士の意見交換による思考の深化(ケースに関連する政策や法律に関するご意見や体験例にまで発展した内容をうかがうことができ、 まさに我が国の医療経営の最前線を体感することができました)、そして教訓レポートによる振り返りという構成で「経営的な考え」を身につけ る良質な訓練ができたと思います。講師、教材、内容共にハイレベルなだけについていくのはたいへんですが、通常業務の中では学べない、ひじ ょうに広範で中身の濃い医療経営の学習ができたと思います。

社会医療法人 慈泉会 相澤病院 財務部長 名川 健一氏

社会医療法人 慈泉会 相澤病院 財務部長 名川 健一氏

日本医療経営機構の人材育成プログラムに参加して思うことは、理論だけでなく全国の実例を教材として取り上げていただき、 理論と実践を勉強できたことが大変有意義でありました。自分で考え、仲間の意見を聞き、議論し、自分で整理するという研修の仕方を 続けることにより、受動的ではなく自分で体得できる研修であったと思います。それだけに機構の皆さんの努力に感謝、感謝です。 内容は2回のワークショップとレポート、ディスカッション、締切りに向って時間ぎりぎりのレポート提出が懐かしい感じです。病院を取り巻く環境、設立母体の違いで病院の風土はずいぶん違いますが、「経営の質と医療の質の両方を上げていく努力が もっとも大切なこと」を学んだプログラムでした。 本当にありがとうございました、これからもお世話になります。追伸  上記プログラムとは別ですが、夏のセミナーで使われた「病院」の教科書(医学書院)は、トータルで病院医療を理解でき大変役に立っています。

医療法人錦秀会 副理事長 籔本 恭明氏

弁護士・医師 籔本 恭明氏

私が、日本医療経営機構の医療経営人材養成 プログラムに参加したのは、素晴ら しい先生方の御指導の下、病院経営について体系的に学べる復と無い貴重な機会だからです。毎週のレポート提出については、スタッフの皆さまの熱心なサポートに励まされて最後まで続けることができました。そして、参加された他の受講生の皆さまの医療への情熱に刺激されるとともに、毎週のディスカッションから本当に多くのことを学ばせて頂きました。遠隔教育で、これほど盛り上がるとは考えてもいませんでした。本プログラム受講は、私の一生の宝物です。

地方独立行政法人那覇市立病院 副院長 島袋 洋氏

地方独立行政法人那覇市立病院 副院長 島袋 洋氏

地方独立行政法人化したとは言え、旧態依然とした堅苦しさ、息苦しさはなんだろうという、疑問から医療経営人材育成プログ ラムに参加しましました。スタートは1泊2日でタイトな時間配分でしたが、綿密に構成されたプログラムに圧倒されました。講師陣の 迫力と成功事例の分析手法が心の奥底に浸み込んで行きましたが、その後のレポート作成には四苦八苦しました。レポート提出後の 受講者間のディスカッションは大変さを克服してくれるオアシスのようでした。オピニオンリーダーに感心している次の瞬間には 話題が変ってしまい、下書きだらけになってしまったのも、今は笑い話。スタートアップやファイナルのワークショップ(合宿形式)、 フォーラム参加、日頃のディスカッションを通じて、プログラムで一緒に鍛えられた同志のような固い絆ができました。 実はそのお蔭で同志の病院見学も気軽にできるようになり、やる気さえあれば自身の成長と共に、実益も兼ねた素晴らしいプログラムだと確信しています。

公立甲賀病院 副院長 沖野 孝氏

公立甲賀病院 副院長 沖野 孝氏

病院の設立母体も職種も異なる多くの受講生の皆様との ディスカッションを通じ、お互いを知り理解することにより仲間 意識を共有し、且つ尊敬しあえる関係になったことが一番の財産となりました。以前の私は、財務諸表の数字を見ても理解しようとせず 眺めるだけでため息がでていましたが、受講後少しは読み込み咀嚼したうえで解決策を考える姿勢になりました。また、レポート提出は ルーチンワークをこなしたうえでの作業であったためつらいものはありましたが、多くの方々が同じ状況でありここでひるんではならないという 自己への戒めが働いたような気がします。なによりも、 このような機会を与えてくださった日本医療機構の皆様に感謝するとともに多くの方々 が次の世代として受講し、ともに活躍する日々がくることを願ってやみません。

医療法人協仁会 小松病院 病院長 原田 佳明氏

医療法人協仁会 小松病院 病院長 原田 佳明氏

1年間たいへんにありがとうございました。ケーススタデイを 通し、先進的な医療機関の具体的な取り組みを知ることができ たことは、たいへん貴重な経験でした。セッション毎にレポートを作成し遠隔Discussionに参加することは、日々の業務を見直 し考え直す上でたいへん刺激になりました。ワークショップで参加された諸先生と議論することで交流の輪を広げるだけでなく、 会議の組み立て方の参考になりました。医療経営に関する知識や実践を働きながら学習することは難しいのですが、このような 学習方法はとても良いと思います。これからは自分の病院で真似できることから実践してみます。

医療経営フォーラム

趣旨

地域医療構想・病院再編統合時代に、新たな展開として地域医療連携推進法人制度に注目が集まっております。この制度は平成30年4月から始まり、すでに全国各地で14法人が誕生しました(令和元年10月1日時点)。本フォーラムでは、日本屈指の4つの地域医療連携推進法人の代表者にお集まりいただき、その極意や秘めた可能性について学び、激動する時代をどう乗り越えるのか、その糸口を見出すために開催いたします。

詳細(PDF版

医療経営フォーラム2019 「地域医療構想・再編統合時代の地域医療連携推進法人の展開」
主催:日本医療経営機構 後援:厚生労働省
日時:2019年12月20日(金)13時~18時 
場所:東京 AP浜松町A会議室(アクセス
<プログラム>

基調講演
『地域医療連携推進法人とこれからの病院経営』
中西 敏夫 先生
[広島] 備北メディカルネットワーク 代表理事
市立三次中央病院 顧問(前病院長)
桂 久和 先生
[奄美大島] アンマ 代表理事
医療法人馨和会いづはら医院 院長
栗谷 義樹 先生
[山形] 日本海ヘルスケアネット 代表理事
地方独立行政法人山形県・酒田市病院機構 理事長
星長 清隆 先生
[愛知] 尾三会 代表理事
学校法人藤田学園 理事長

パネルディスカッション

コーディネーター今中 雄一 氏
京都大学大学院医学研究科医療経済学分野 教授
パネリスト中西 敏夫 先生
備北メディカルネットワーク 代表理事
パネリスト桂 久和 先生
アンマ 代表理事
パネリスト栗谷 義樹 先生
日本海ヘルスケアネット 代表理事
パネリスト星長 清隆 先生
愛知 尾三会 代表理事

○参加者定員
130名(定員になり次第締め切らせていただきますので、お早めにお申し込み下さい。)

○受講料
医療機関・介護施設・自治体職員18,000円(賛助会員:15,000円)
上記以外の方(企業等)30,000 円

○申込方法
募集は終了しました。

日本医療経営機構ケース研究会

概要

概要画像

日本医療経営機構ケース研究会は、医療経営人材育成プログラムの1期生の有志の方々のお声がけにより立ち上がった同窓生による研究会です。
当研究会では、修了者の方々の病院を対象とした実事例を用いたケーススタディや講演、病院見学等を実施し、修了者の情報交換や相互刺激のためのネットワークの場となっております。さらに、平成24年4月より医療タイムス「経営改革力」において、修了者によるリレー連載を実施(平成29年1月で100回以上)継続中です。

データ分析力強化ワークショップ

*応募者多数により受付を終了しました。

対象

医療機関に勤務していること。
Excelの基本的な操作能力を有し、データ分析力と経営企画力を高める意欲のある人材。
以上を満たし、趣旨に賛同し自ら積極的に参加する人材。

詳細

種々の公表データを活用してテーマ別の実データ演習による多角的な視点でのデータ分析と経営企画の実事例による講義を通じて、病院経営に活かすデータ分析力と経営企画力を養成します。